機動警察パトレイバー the Movie  [都市伝説、陰謀論好きのためのアニメ紹介]

f:id:animeblog07:20200310172128p:plain

(C)1989 HEADGEAR / BANDAI VISUAL / TOHOKUSHINSHA

 

 

劇場版パトレイバーが4DXで公開されるみたいなのでちょうどいい機会なので紹介します!

 

あらすじ

 

すべてが朱に染まる夕暮れ、篠原重工の天才プログラマー帆場暎一が、バビロンプロジェクトの要となるレイバー用海上プラットホーム「方舟」から投身自殺を遂げる。何とか彼を引き留めようと遠くから叫ぶ作業員を背に、海に向かって飛び降りる彼の口元には嘲りの笑みが浮かんでいた。時を同じくして、レイバーが突如暴走する事件が多発。遂には自衛隊の試作レイバーまでが、無人にもかかわらず風洞実験中に暴走事件を起こす。

特車二課第1小隊は、近々正式配備される新型パトレイバー(通称「零式」)に関する研修中のため不在。留守を預かる第2小隊は単独で暴走事件の処理に追われていた。第2小隊の篠原遊馬巡査は、多発する暴走事件の異常性にいち早く気付いて独自に調査を始め、原因が暴走した機体すべてに搭載されていた篠原重工製の最新レイバー用OS「HOS」(Hyper Operating System)ではないかと推測する。また、同様の疑念を抱いていた第2小隊長・後藤喜一警部補は、「HOS」の主任開発者だった帆場の捜査を、本庁の松井刑事に依頼していた。

遊馬の調査の結果、強風によって建造物から発せられる低周波音を引き金として、帆場の意図したとおりに「HOS」が引き起こす暴走が事件の原因であることが明らかとなった。篠原重工から同じ内容の報告を受けた警視庁上層部や政府は、有力企業である篠原重工との関係や「HOS」を認可した国の責任問題の隠蔽を重視し、公式には「HOS」のバージョンアップと称しつつ、「HOS」を旧OSに書き換えることで政治的決着を図ろうとする。

そしてすべての謎が解明された頃、大型台風が東京に近付いてきた。大規模なレイバー暴走を未然に食い止めるため、大音量の低周波音を発し得る「方舟」を解体するべく、第2小隊は本庁黙認のもと緊急出動する。

引用:Wikipedia

 

 

 

   

 

 

 

ネタバレ含む↓

 

 
 
見た感じかなり押井守節が効いた作品になっていましたね〜

空気感だったり、機械の細かい描写だったりまさに押井守って感じでしたね!

 

 

 

この作品の主役は主人公の泉 野明じゃなく、篠原 遊馬が主人公になっています。

 

 

 

それでこの作品の犯人は帆場暎一なんですが映画冒頭で自殺してしまいもういない中その幻影に立ち向かっていくところがまた面白いとこで押井守っぽさが全面にでてますねー笑

 

 

 

この作品普通に見るのも面白いんですが、陰謀論好きの方にとってもすごく聞き覚えのフレーズがたくさん出てくる。

 

そもそもこの作品の肝が旧約聖書っていう時点で陰謀論好きにはすごく惹かれる。

 

 

 

例えばこの映画ではバビロンプロジェクトという東京湾埋め立て計画がありその埋め立て基地が方舟という名前になっています。さらに加えると主人公の名前はノアとていうのも偶然なのか必然なのか。

 

 

 

この映画の黒幕である帆場暎一は自分を絶対神エホバ(ヤハウェと重ねて反抗を実行していきます。

 

 

てかヤハウェとか某都市伝説番組で頻繁に出てきた言葉だったから妙な親近感さえあるわー笑

 

 

 

大まかな流れとしてはそんな帆場はレイバーのOSの設計者なんですが、そのOSにレイバー暴走するようなプログラムがしてあって、レイバーが町中で大暴れしてそれを泉や篠原たちが止めるって感じですかね。

 

 

 

 

この作品自体パソコンが身近に普及する前の作品なのにOSだったりコンピューターウィルスだったりロボットの暴走だったり設定が全然今でも通用してるし、今となってはリアリティがありすぎてやっぱこの人はあちら側の人なのかと改めて思った笑

 

 

 

終盤では666のプレートを下げた鳥が飛び去っていくシーンがあったりすごくメッセージ性が強い。

 

 

ノアの箱舟バベルの塔などの事を理解していればよりわかりやすくなると思います。

 

 

 

 

帆場暎一は都市開発されすぎた東京をバベルの塔になぞらえてレイバーを使って人間に裁きを与えようとしたんだと考えるとこの先、現実世界でも帆場暎一のような人だったりロボット、自然だったり、または宇宙人が同じように天罰を加える時が来るのでは笑

 

 

 

 

今現在、人口削減計画だったり、人間選別がささやかれているいますがまさに方舟やバベルの塔の話に近いことがこの先本当に行われていくのだろう。

 

 

 

この作品は都市伝説好き、陰謀論好きの人には色々考えさせられる作品なのでぜひ見てみては!