外出自粛により暇を持て余している人へ 大人でも楽しめる おすすめ 名作 アニメ映画 見応えがある作品

 

緊急事態宣言が出され自宅待機やリモートワークの肩が多いと思いますので、息抜きにアニメ映画を見てはどうでしょうか!

 

 

1.AKIRA

 

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引用:『AKIRA』4Kリマスター 公式サイト

ストーリー

1988年7月、関東地区に新型爆弾が使用され、第三次世界大戦が勃発した。そして31年―東京湾上に構築されたメガロポリス=ネオ東京は、翌年にオリンピック開催を控え、かつての繁栄を取り戻しつつあった。2019年のある夜、ネオ東京郊外の閉鎖された高速道路に侵入するバイクの一団があった。健康優良不良少年、金田をリ一ダーとする職業訓練高校の生徒達だ。一団は無人のはずの路上で掌に26と記された奇妙な小男と遭遇、先頭を行く島鉄雄は転倒、負傷する。この26号(タカシ)は、アーミーと対立するゲリラが求める軍事機密(アキラ)とまちがわれ、軍事基地にあるラボ(研究所)から連れ出され、アーミーに追われていた。あっけにとられる金田達の眼前に突如軍用ヘリが下降、26号と同じようなしわだらけの子供、27号(マサル)の乗るカプセルと大佐が降りてくると、26号と倒れた鉄雄をへリに収容し、飛び去った.......

引用:  AKIRA』4Kリマスター 公式サイト

 

 

何かと最近話題のアニメ映画の金字塔AKIRA。世界中でも話題となり、ハリウッドで実写映画化までされるまでになりました。2020年に東京でオリンピックを開催、実際には延期になりましたがオリンピックの中止、伝染病が作品で取り上げており、予言ではないかと世間を騒がせた作品でもあります。

 

作画もとてもすごく圧倒されます。見て損はない作品だと思いますのでこの機会に是非見てみてはどうでしょうか!

 

漫画と合わせて読むとより世界観だったり内容が補完されるのでおすすめです。

 

新たに4Kリマスター版が発売されるので映像や音楽がよりよくなるみたいなのでちょどいい機会ではと思います。

 

 

 

 

2.GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

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(c)1995 士郎正宗講談社バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT

 

あらすじ

 

電脳化サイボーグの技術が飛躍的に進んだ近未来。

テロなどの犯罪を未然に防ぐ、内務省直属の組織「公安9課」に所属する草薙素子(通称「少佐」)は、認定プログラマーの国外亡命を斡旋する外交官暗殺の任務を遂行する。

後日、外務大臣の通訳が電脳をハッキングされる事件が起き、他人の電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー人形使い」の犯行である可能性が浮上。素子、バトー、トグサを初めとする公安9課は捜査を開始するが、容疑をかけられ逮捕された人物はいずれもゴーストハックされており、人形使い本人の正体を掴むことが出来ない。

そんな中、政府御用達である義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが稼動し、女性型の義体を一体作りだした。義体はひとりでに動き出して逃走するが、交通事故に遭い公安9課に運び込まれる。調べてみると、生身の脳が入っていないはずの義体の補助電脳にはゴーストのようなものが宿っていた。9課を訪れた外務省条約審議部(公安6課)の中村部長は、その義体こそが、6課の計画によって人形使いのデータが意図的に閉じ込められたものであることを明かす。一方、中村の突然の訪問を怪しんだトグサは、中村が光学迷彩で身を隠した数名を帯同していることを突き止める。

引用:Wikipedia

 

こちらも言わずと知れた名作アニメ映画の攻殻機動隊です。こちらも世界的に有名なアニメでありハリウッドで実写映画化されました。

 

シリーズ化されておりますがとりあえず押井守さんが監督している劇場版を見ることをおすすめします。こちらも作画が素晴らしく近未来的な世界観がうまく表現されており、機械的な部分が細かく描写されており男心をくすぐられます。また音楽も特徴的ですごく引き込まれます。

 

ストーリーは多少難解ですが世界観を味わうだけでも素晴らしいいと思える作品です。

 続編であるイノセンスという作品も合わせて見てはと思います。より難解な感じはありますが好きな人は好きだと思います。

 

時間があれば神山健治さんが監督されているテレビ版の攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX もおすすめです。こちらはオリジナルストーリーですが、話がかなり作り込まれていて人気もありとても面白いです。

 

 

 

 

3.今敏監督作品(パプリカ、東京ゴッドファーザーズ千年女優PERFECT BLUE)

 

今は亡き今敏監督作品は世界観が独特でとても面白いです。パプリカは知っている人は多いと思いますが他の作品も見応えがありおすすめです

 

パプリカ

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(C)2006 MADHOUSE / SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC.

 

あらすじ

 

パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピスト。ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。

引用:Wikipedia

 

題名だけでも聞いたことある人が多いと思いますが、アメリカでも公開され興行収入1億円を突破しアカデミー賞長編アニメーション部門でノミネート候補にまでなった作品です。

 

独特な世界観で色彩豊かでさらに平沢進さんの個性的な音楽も相まって作品に吸い込まれるような感覚になります。

ただの娯楽アニメというよりはアート作品にも近い感じで圧倒されます!

 

東京ゴッドファーザーズ

 

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(c)2003 今 敏マッドハウス東京ゴッドファーザーズ製作委員会

あらすじ
  

自称・元競輪選手のギンちゃん、元ドラァグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキ、三人は新宿の公園でホームレス生活を送っていた。クリスマスの晩、ハナちゃんの提案でゴミ捨て場にクリスマス・プレゼントを探しに出かけた三人は、赤ちゃんを拾う。赤ちゃんに「清子」と名付け、自分で育てると言い張るハナちゃんを説得し、三人は清子の実の親探しに出かけるが、行く先々で騒動が巻き起こる。

引用:Wikipedia

 

こちらの作品はパプリカと打って変わって主人公が実の親を探しに行くという誰でもわかりやすいストーリーになっていまが今敏らしい世界観は健在です。

 

人情味あふれるストーリーで笑ったり少しジーンときたり感情が揺さぶられる素晴らしい作品だと思います。

最終的にはほっこりできるので家族で見てみるのもいいかもしれません。

 

千年女優

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出典:: www.amazon.co.jp

あらすじ 

芸能界を引退して久しい伝説の大女優・藤原千代子は、自分の所属していた映画会社「銀映」の古い撮影所が老朽化によって取り壊されることについてのインタビューの依頼を承諾し、それまで一切受けなかった取材に30年ぶりに応じた。千代子のファンだった立花源也は、カメラマンの井田恭二と共にインタビュアーとして千代子の家を訪れるが、立花はインタビューの前に千代子に小さな箱を渡す。その中に入っていたのは、古めかしい鍵だった。そして鍵を手に取った千代子は、鍵を見つめながら小声で呟いた。

「一番大切なものを開ける鍵…」

少しずつ自分の過去を語りだす千代子。しかし千代子の話が進むにつれて、彼女の半生の記憶と映画の世界が段々と混じりあっていく…。

引用:Wikipedia

 

 

こちらの作品は簡潔に言うと人の女優の一生を映画にしたという感じですかね。

特に演出が素晴らしくて1人の生涯をこんな風に表現ができるなんてと思う作品です。

最初は1人の女優の過去を回想するだけかと思いきや現実や過去、虚構が混ざり合ったりしたり今敏らしい表現もあり最後まで飽きさせません。

 

恋だったり仕事だったり、女性が力強く生きてきた人生だったりが表現されている作品だと思うので女性の方にもおすすめできる作品だと思います。

 

 

 

 PERFECT BLUE

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出典 : www.amazon.co.jp

あらすじ

アイドルグループの「CHAM」に所属する霧越未麻(きりごえ みま)は突如グループ脱退を宣言し、女優への転身を計る。

未麻は事務所の方針に流されつつも、かつてのアイドルからの脱却を目指すと自分を納得させる。初出演のドラマはセリフが一言だけの端役から始まり、続いてレイプシーンを演じることとなる。さらにはヘアヌード写真集のオファーが来るなど、アイドル時代からは考えられなかったような仕事をこなしてゆく未麻。「CHAM」以来のファンたちは未麻の厳しい現状を嘆くが、彼女の女優生活は次第に軌道に乗り始める。

しかし、人気とは裏腹に未麻は現状への不満を募らせ、アイドル時代の自分の幻影さえ見るようになる。レイプシーンやヘアヌードは本当の自分の姿なのか。自分が望んだことなのか。そんな疑問を抱く中、インターネット上に未麻になりすました何者かが「未麻の部屋」と題するウェブサイトを開設する。その内容は虚実を織り交ぜつつも、まるで未麻本人が書いたかのように詳細を極めていた。未麻はストーカーに監視されていたのだった。「アイドルとしての未麻」が更新を続けるウェブサイトを見て、未麻は精神的に追い詰められる。また、未麻の事務所に手紙爆弾が送りつけられたり、関係者が次々と殺される事件が発生する。

引用:Wikipedia

 

こちらの作品はかなり大人向けな内容になっています。

女優という職業の苦悩をかなりリアルに表現している作品だと思いました。

女優という職業をしているうちに現実、妄想などが混在していき自分とは一体誰なのか何が本物なのかがわからなくなっていくんですが、映画を見ているこっちも混乱してどんどん映画に引き込まれる感じになります。

人間の怖さといいうのも感じられる作品になっていると思います。

 

 見終わった後なんとも言えない気持ちになりますが個人的におすすめです。

 

 

3.「Project Itoh」3部作

 

「Project Itoh」は今は亡き作家伊藤 計劃が執筆した屍者の帝国』『ハーモニー』『虐殺器官』を映画化したプロジェクトです。

 

 

屍者の帝国

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出典:PROJECT ITO公式サイト


ストーリー

19世紀末、ヴィクター・フランケンシュタインによって屍体の蘇生技術が確立され、屍者が世界の産業・文明を支える時代が到来していた。1878年ロンドン大学医学生ワトソンは、指導教官セワード教授とその師ヘルシング教授の紹介で、政府の諜報機関「ウォルシンガム機関」の指揮官「M」と面会し、機関の一員に迎えられ、アフガニスタンでの諜報活動を依頼される。その目的は、屍兵部隊と共にロシア軍を脱走してアフガン北方に「屍者の王国」を築いた男カラマーゾフの動向調査だった。

アフガニスタンに到着したワトソンは、インド副王のリットン卿から「人間と同じ俊敏さを持つ屍者」の存在を聞かされ、カラマーゾフが新型の屍者を創造していると考える。ワトソンは機関に所属するバーナビー大尉と記録専用屍者フライデー、ロシアから派遣された諜報員クラソートキンと共にアフガン奥地の「屍者の王国」を目指していた。その途中、ワトソンはアメリカの民間軍事会社ピンカートン」メンバーのバトラーとハダリーに出会い、彼らから「アダムに気をつけろ」と忠告される。辿り着いた「屍者の王国」で彼らを待っていたカラマーゾフは、かつてヴィクターの創造した最初の屍者ザ・ワンが生存し、人造生命創造の秘密の記された「ヴィクターの手記」を所持していると告げ、ザ・ワンの追跡を依頼する。翌日、カラマーゾフザ・ワンの研究結果から得た技術で自らを屍者化し、「ヴィクターの手記」の存在を立証する.......

引用:Wikipedia

 

この作品は元々は伊藤の第4長編として計画されていたんですが、冒頭の草稿30枚を遺して伊藤がガンで早逝、生前親交の深かった円城が遺族の承諾を得て書き継いで完成させた共同作品になっています。

 

設定は19世紀頃になっていて屍体の蘇生技術が確立しているという設定になっています。しかしその屍者には魂というものはなく主人公は屍者になった親友の魂の行方を巡る旅に出るという物語です。

 

人間にとって魂とはなんなのか、人間は何を持って人間とするのか考えさせられます。

 

多少内容は難解ですが時代設定だったりスチームパンク的作品でもあるのでそういう部分でも楽しめる作品になっていると思います。

 

 

ハーモニー

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出典:PROJECT ITO公式サイト

ストーリー

2019年アメリカ合衆国で発生した暴動をきっかけに全世界で戦争と未知のウイルスが蔓延した「大災禍(ザ・メイルストロム)」によって従来の政府は崩壊し、新たな統治機構「生府」の下で高度な医療経済社会が築かれ、そこに参加する人々自身が公共のリソースとみなされ、社会のために健康・幸福であれと願う世界が構築された。ザ・メイルストロムから半世紀を経た頃、女子高生の霧慧トァンは生府の掲げる健康・幸福社会を憎悪する御冷ミァハに共感し、友人の零下堂キアンと共に自殺を図ったが、途中で生府に気付かれ失敗し、ミァハだけが死んでしまう。

13年後、WHO螺旋監察事務局の上級監察官として活動していたトァンは、ニジェールの戦場で生府が禁止する飲酒・喫煙を行っていたことが露見し日本に送還されてしまう。日本に戻ったトァンはキアンと再会し昼食を共にするが、そこでキアンは「ごめんね、ミァハ」という言葉を残し自殺する。同時刻に世界中で6,582人の人々が一斉に自殺を図る同時多発自殺事件が発生し、螺旋監察事務局が捜査に当たることになった。トァンは事件に死んだはずのミァハが関係していると考え、ミァハの遺体を引き取った冴紀ケイタの許を訪れた。そこでトァンは、父親である霧慧ヌァザが人間の意志を操作する研究を行っていたことを聞かされ、ヌァザの研究仲間ガブリエル・エーディンがいるバグダッドに向かおうとする。その際、トァンは自殺直前のキアンがミァハと通話していたことを知り、ミァハが生きていたことに驚愕する.......

引用:Wikipedia

 

この作品の世界ではウォッチミーという機械が人々の体内に埋め込まれれおり、常に体の健康状態や行動が管理されており、病気や犯罪という者がなくなりまさにユートピアの反面実は超管理社会というものです。

 

このように世界観がとても面白く実際にこのような時代がくるのではと思わせるような時代設定だと思いました。最近では中国だったりが近いようなことをし始めているので少し怖いところです笑

 

若干エヴァに通ずる部分もあり人間の行く末がどうなるのか少し考えさせられる作品になっています。

 

虐殺器官

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出典:PROJECT ITO公式サイト

ストーリー

サラエボで発生した核爆弾テロによって世界中で戦争・テロが激化した結果、アメリカをはじめとする先進諸国は厳格な個人情報管理体制を構築しテロの脅威に対抗していた。十数年後、先進諸国からテロの脅威が除かれた一方、後進国では内戦と民族対立により虐殺が横行するようになっていた。事態を重く見たアメリカは新たに情報軍を創設し、各国の情報収集と戦争犯罪人の暗殺を行うようになった。

アメリカ情報軍に所属するクラヴィス・シェパード大尉は、後進国で虐殺を扇動しているとされるアメリカ人ジョン・ポールの暗殺を命令され、相棒のウィリアムズら特殊検索群i分遣隊と共にジョン・ポールの目撃情報のあるチェコプラハに潜入する。プラハに潜入したクラヴィスは、ジョン・ポールと交際関係にあったルツィア・シュクロウプの監視を行うが、次第に彼女に好意を抱くようになる。ある日、クラヴィスはルツィアにクラブに誘われ、そこで政府の情報管理から外れた生活を送るルーシャスたちと出会った。その帰路で、クラヴィスはジョン・ポールに協力するルーシャスら「計数されざる者」に襲撃され拘束されてしまう。拘束されたクラヴィスはジョン・ポールと対面し、彼から「人間には虐殺を司る器官が存在し、器官を活性化させる“虐殺文法”が存在する」と聞かされる。ルツィアを監視していたことを暴露されたクラヴィスはルーシャスに殺されそうになるが、ウィリアムズら特殊検索群i分遣隊の奇襲によって救出される。しかし、ジョン・ポールとルツィアは行方不明になってしまう。

引用:Wikipedia

 

 

 

 

 

 こちらは公開前に制作していたスタジオが経営破綻してしまい、一時は公開があやぶまれた経緯があり経営破綻を乗り越えてできた作品でもあります。

 

自分の中でもこの作品は3つの作品のうちでもっとも好きな作品になります。

 

こちらもハーモニーと似ている部分があり徹底的に個人情報などを管理されている社会になっており、それによりテロなどの脅威が激減したという社会になっています。

しかしそれはかりそめの平和であり今目に見えている、認知していることだけが世界ではないといううことを考えさせられる作品です。

 

世界観も細かくリアルに描かれており、結末も衝撃的でぜひ見て欲しいです。

 

 

今回の紹介はここまでにしておきます。一度にいっぱい紹介してもどれ見ればと迷ってしまうと思いますので、個人的にちょっと時代設定などが面白いものを選んでみました。他にもまだまだあるので次の機会に紹介したいと思います。

 

少しでも参考になれば幸いです!